国際規格適合コンサルティングチームによる、自動車機能安全とサイバーセキュリティに関する解説(初級編)です。
第二回は、サイバーセキュリティ(ISO/SAE21434)活動の全体像について、解説しています。
組織としてのサイバーセキュリティ管理
ISO/SAE 21434の第5章に基づき、自動車メーカーやサプライヤーは組織全体でサイバーセキュリティを継続的に管理します。体制づくりや責任分担を明確にし、長期的に取り組むことが求められます。
開発プロジェクトでの活動
第6章ではプロジェクトごとの管理、第8章では継続的な活動が定められています。自動車メーカーはコンセプト策定や脅威分析(第9章・第15章)、検証(第11章)を担い、サプライヤーは分散型活動(第7章)を実施しつつ開発を進めます。
製品ライフサイクル全体での取り組み
開発後は生産(第12章)、運用と補修(第13章)、そしてサポート終了・廃棄(第14章)まで活動が続きます。自動車メーカーとサプライヤーが連携し、製品のライフサイクル全体でセキュリティを維持することが重要です。
詳しくは以下の動画で解説しています。
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