大規模な官公庁向けシステム刷新プロジェクトにおいて、アーキテクチャチームの一員としてアプリケーションフレームワーク構築を担当。プロジェクト全体で200〜300名規模が関与する複数ベンダー体制のなか、発注者のニーズを丁寧に引き出した設計が高評価を獲得。コミュニケーション力と技術力を掛け合わせた成果で、プライムベンダー及び発注者から信頼を得ています。

既存ベンダー固定化による開発体制のひっ迫
官公庁向け大規模システム刷新プロジェクトでは、約4〜5年周期のシステム更新にあたり、複数チームに分かれた開発体制で取り組んでいました。プロジェクト全体の参画人数は200〜300名規模に上り、大手SIerが元請けベンダーとして参画するなか、アーキテクチャチーム(約30名)が全体システムのアプリケーションフレームワーク設計・構築を担っていました。
既存ベンダーのリソースだけでは開発フェーズに必要な人員を確保しきれない状況で、官公庁向けシステムという性質上、さまざまな参画条件があり、迅速に人員供給できるパートナーが必要とされていました。
発注者ニーズの先読みと共通部品設計で、チーム全体の開発効率を支える
STELAQはアーキテクチャチームの開発要員として参画し、アプリケーションフレームワークおよび共通部品の設計・構築を担当。チーム全体が使いやすい共通部品を提供するという役割上、各チームの要件把握とコミュニケーションが成果の鍵となりました。
1)チーム全体が使える汎用部品の設計
アーキテクチャチームの役割は、画面部品やバックエンド共通処理など、複数チームが利用する共通フレームワークを提供することです。特殊すぎる実装は誰にも使われなくなるリスクがあるため、各チームの要件や技術レベルを踏まえた「使いやすい汎用設計」を徹底。Java(Spring Framework)をベースに、チーム全体の開発効率を支える共通基盤を構築しました。
2)厳格なセキュリティ要件への確実な対応
官公庁向けシステムという性質上、私物情報機器の持ち込み禁止・リモート不可・セキュリティ誓約書の提出など、厳格な条件が求められます。また、設計・構築・テストの各フェーズ節目には官公庁側による審査が設けられており、審査通過なしに次工程へ進めない仕組みとなっています。STELAQはこうした要件を熟知した上で常駐体制を維持し、審査に必要な資料準備にも協力しながらプロジェクトを推進しました。
3)積極的なコミュニケーションで発注者ニーズを引き出す
各メンバーがプライムベンダーのリーダー層と積極的にコミュニケーションを取り、発注者のニーズを設計に反映。他協力会社の担当領域では審査が通りにくい状況が続くなか、STELAQが担当したアプリケーション画面設計は基本設計フェーズから高評価を獲得。発注者ニーズとのズレを早期に察知し、設計に織り込む姿勢が評価されました。

発注者の期待に応え、プライムベンダーとの継続的な信頼関係を構築
開発フェーズにおいて、担当領域のアプリケーション設計から実装までを一貫して担当。テストフェーズでは、エンドユーザーによる視察の場において、当社が担当した画面に対し高い評価を獲得。ユーザー要求を的確に反映した成果として、プロジェクト関係者からも評価をいただきました。
これらの実績により、プライムベンダー(SIer)との信頼関係を強化し、プロジェクト完了後も次案件への参画が期待されています。
STELAQの上流工程支援で、大規模開発の確かな品質基盤を築きます
システム刷新の成否を左右するのは、要件定義やアーキテクチャ設計といった最上流工程の精度です。STELAQでは、官公庁案件に求められる厳格なセキュリティ基準や審査プロセスを深く理解し、多種多様なステークホルダーの期待を超える設計品質を提供します。
また、既存システムのブラックボックス化や、ドキュメントの欠落といった現場特有の課題に対しても、実態に即した柔軟なアプローチで開発基盤を整備し、プロジェクトの安定稼働を支援します。
- 開発効率を最大化する汎用的なフレームワークの設計、構築が必要
- 技術力とコミュニケーション力を兼ね備え、自発的に動くエンジニアリソースを確保したい
- 官公庁をはじめ、特有のセキュリティ要件や運用ルールにも企業としての対応力がある、信頼性の高いパートナーが必要
大規模プロジェクトでの確かな実績を持つSTELAQが、貴社の状況と開発フェーズに合わせた最適な支援プランをご提案します。プロジェクトの品質向上と円滑な推進に向けて、ぜひ一度ご相談ください。

プロジェクト概要
| クライアント | 官公庁向けシステム開発企業 |
| 業種・領域 | 官公庁 / Webシステム開発(大規模システム刷新) |
| 対応工程 | アプリケーションフレームワーク設計・共通部品開発・画面設計・結合テスト |
| 体制規模 | 10名程度 |
| 体制規模 | アーキテクチャチームでの設計品質が発注者に高評価。 移行フェーズへ円滑移行、継続案件への参画打診あり |