ファームウェア・機能安全・ハード回路が並走する、車載開発支援

生産委託や派生開発を中心としてきたメーカーが、ゼロベースで本格的なソフトウェア開発に踏み出す局面を、開発組織立ち上げの段階から支援した事例です。ファームウェア・機能安全・ハード電気回路の複数領域が並走するBMU(バッテリマネジメントユニット)開発において、自社プロパーと協業先パートナーによる多職種メンバーを継続的に供給。開発フェーズの進行に伴う増員要請や、開発途中で発生する新たな技術要件にも柔軟に対応しながら、複数領域にまたがる開発の推進を現在も継続的に支援しています。

ゼロベースの本格開発として立ち上げ。複数領域が並走する車載開発

大手電子部品メーカーを起点とするプロジェクトにおいて、電動二輪車向けバッテリマネジメントユニット(BMU)の新規開発が立ち上がりました。同社はこれまで他社が開発しきった製品の生産委託や派生開発を事業の中心としており、ゼロベースの本格開発を担う組織・体制を新たに立ち上げていく段階からのスタートでした。ファームウェア、機能安全、ハード電気回路といった複数の技術領域を並走で進める必要があり、それぞれの領域に対応可能な人材の継続的な確保と、領域を跨いだ体制運用が求められていました。

加えて、車載向け機能安全(ISO 26262)への対応が必須要件として求められる一方、開発の途中で対象製品が民生用途や建設機械向けにも展開される可能性が判明するなど、開発フェーズの進行に伴って要求仕様や体制ニーズが変化していく難易度の高いプロジェクトでもあります。複数領域にわたる開発を安定して推進していくために、変化に追従できる柔軟な人員供給と、領域を跨いだ体制運用が求められる案件でした。

 

柔軟な人員供給で、複数領域の並走開発を継続支援

ファームウェア開発、機能安全対応、およびハード電気回路開発の管理を含む複数の領域を対象に、自社プロパー+協業先パートナー約10名の体制で参画。増員要請や役割変化、開発途中で生じる要件変化にも柔軟に対応しながら、複数領域にまたがる開発を継続的に支援しています。

1)多職種メンバーによる増員要請への柔軟な対応

ファームウェア開発、機能安全対応、ハード電気回路開発の管理といった複数領域にわたって、自社メンバーと協業先パートナーが役割を持って参画しています。ハード回路チームで人員不足が生じた場面では、協業先経由での増員に迅速に対応。さらに筐体開発の領域についても、当社のグループ会社のリソースを含めて必要な人材を手配するなど、領域や職種を問わず、開発フェーズの進行や新たな課題の発生に応じた継続的な人員供給を維持しています。各チームでリーダー/作業担当/基準書整備といった機能を分担し、必要に応じてチーム間で情報を橋渡ししながら開発を推進しています。

2)開発途中の要件変化にも並走で対応——車載+民生の複数規格対応など

当初は車載向けの機能安全(ISO 26262)対応を軸に想定していましたが、対象製品が民生用途・建設機械向けなど車載以外にも展開される可能性が開発途中で判明し、UL規格を含む複数規格への横断対応が必要となりました。OEM要求仕様書を改めてチームで精査し、車載以外の規格も含めた対応方針をメンバーで分担して調査・整理。開発フェーズの進行に伴って発生するこうした要件変化にも、多職種チームの並走体制で並行して対応を進めています。

 

試作品の納品と、お客さま開発体制への具体的な助言

複数領域での並走開発を通じて、1次試作品、2次試作品をそれぞれ納品完了し、量産開発移行前の試作開発フェーズを継続しています。あわせて、プロジェクトリーダーを担うメンバーが中心となり、開発を円滑に進めるためにはお客さま側でどのような体制を整え、どの役割を誰が担うべきかといった、開発体制のあり方そのものに踏み込んだ助言をお客さまに対して重ねてきました。単に人員を供給して作業を担うだけでなく、開発経験に基づいてお客さまの体制づくりを支える立場からも関与しています。

STELAQの自動車ソフトウェア開発支援で、複数領域の並走開発を多職種メンバーの柔軟な人員供給で伴走します

電動化や新規領域参入に伴う車載開発では、ファームウェア・機能安全・ハード電気回路といった複数の技術領域を並走で進める必要があり、それぞれの領域に対応可能な人材の継続的な確保と、領域を跨いだ体制運用が同時に求められる局面が増えています。STELAQでは、自社プロパーと協業先パートナーによる多職種メンバーを、開発フェーズや要件の変化に応じて柔軟に供給しながら支援しています。

開発フェーズの進行に伴う増員要請、開発途中で発生する新たな技術要件、体制変化への対応など、複数領域の並走開発に付随する変化に柔軟に対応します。

  • ファームウェア/機能安全/電気回路など、複数領域を跨ぐ開発体制の運用が必要
  • 開発フェーズの進行に伴い、柔軟な増員や役割変化への対応が求められる
  • ゼロベースの本格開発を、体制の立ち上げ段階から継続的に伴走してほしい

STELAQが貴社の状況とフェーズに合わせた最適な支援プランをご提案します。ぜひ一度ご相談ください。

プロジェクト概要 

クライアント電子部品メーカー
業種・領域自動車・モビリティ / 電動二輪車向けBMU(バッテリマネジメントユニット)開発
対応領域ファームウェア開発(RTOS/AUTOSAR移行)・機能安全(ISO 26262)対応・ハード電気回路開発管理・多職種チームでの並走支援
成果物1次試作品・2次試作品を納品完了。サプライヤー選定・量産移行に向けた開発を継続

ソフトウェア品質に関するあらゆるお悩みを解決します。
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