国際規格適合コンサルティングチームによる、ISO26262機能安全に関する解説(初級編)です。
初回は、規格認証の仕組みについて、解説しています。
規格の準拠は誰が確認するのか
ISO26262 の導入にあたっては、認証機関(TUV, SGS, DNVなど) やコンサルティングを行う企業から助言を受け、自動車メーカーやサプライヤーは社内プロセスを整備し、認証取得を行います。
ISO26262 認証の仕組み
民間の第3者認証機関が監査をおこない、自社プロセスの ISO26262 への適合認証を行います。
ポイント
・自動車メーカーは、ISO26262 の適合を証明する認証書(Certification)を提示することで、製品の安全性を客観的にマーケットやユーザーへ提示することが可能となる
・サプライヤーは、 ISO26262 に基づく機能安全アセスメントを完了していること、プロセス認証を取得していることが自動車メーカーへの納入条件となる可能性が高い
•自動車メーカー自身で ISO26262 を自己認証することもできるが、間違った解釈で運用している可能性も高く、マーケットやユーザーから信用を得るために、第3者認証機関を利用することが多い
詳しくは以下の動画で解説しています。
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