国際規格適合コンサルティングチームによる、ISO26262機能安全に関する解説(初級編)です。
第3回は、ソフトウェアレベルにおける製品開発について、解説しています。
ソフトウェアレベルにおける製品開発とは
・ISO26262 Part6 「ソフトウェアレベルにおける製品開発」 では、 ソフトウェア開発における機能安全について考慮すべき事項を定義している。
・Part6の「6-5 ソフトウェアレベルにおける製品開発の一般的なトピックス」 では、以下のドキュメント作成を定義。
- プロセス定義書
- 開発手法適用ガイドライン
- 設計ガイドライン
- コーディング規約
- 開発ツールの操作マニュアル
Automotive-SPICEとの関係
・ISO26262 での開発プロセスもV字モデルとなっており、Automotive-SPICE(以下、A-SPICE)と親和性が高い。A-SPICEのソフトウェア開発プロセスをベースとして、ISO26262 に準拠した機能安全のソフトウェア開発を進めることが可能。
・A-SPICEで定義されているのはあくまで開発プロセスのフレームワークであるため、ISO26262 独自の観点や取り組みがソフトウェア開発に必要となる。
以下の動画で詳しく解説しています。
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